気がつけば8月もあと僅か。
ようやく暑さも峠を越し、今年の夏も、もう終盤。
少しご無沙汰していましたが、お元気でお過ごしでしょうか?
エイジングスキンケアのスタッフKです♪
真夏の猛暑の期間、そして残暑の今も引き続き
しっかりと紫外線対策していただいているでしょうか?
先日のブログでもお話したように、夏に限らず
紫外線対策は年間通じて、常に心がけてくださいね♪♪
秋に向かう時候の変わり目、
これからは夏の間に受けた肌トラブルが出やすい時期でもあります。
厳しい紫外線、強烈な暑さ、エアコンによる乾燥、汗・・・
こうした過酷な環境下で過ごした肌は今、夏バテ気味!
スキンケアの基本である《洗顔》を見直して、
是非、《夏の肌トラブルにさよなら!!》 したいものですね♪♪
そこで・・・
皆さん知っているようで、案外知らない《洗顔の基本》!
これから順を追って、お話していきたいと思います。
★① 目元や口元のポイントメークを落とす方法
★② メーク落としのクレンジングの方法
★③ 泡洗顔の方法
①~③のいずれにしても、
大切なことは、肌をこすらないこと! ゴシゴシ洗いは厳禁です!!
自分の顔をお豆腐だと思うくらいの力加減で十分です。
特に、両頬骨あたりは、こすりやすいので要注意!
こすりすぎは、シミの原因になります。
優しく! 手早く! クレンジング&泡洗顔!
しっかりした弾力ある、たっぷり泡で洗顔しましょう♪♪
そして、 すすぎは必ず、ぬるま湯で!!
熱めのお湯や、冷水によるすすぎ洗いは、
毛細血管が拡張して、赤ら顔の原因になってしまいます。
次回のブログでは、
上記の①~③について、もう少し詳しくお伝えしたいと思います。
もうすぐ秋・・・
夏肌のトラブルを解消し、美肌で秋を迎えるために、
正しい洗顔を心がけてみてくださいね♪♪
2011年8月26日金曜日
2011年8月2日火曜日
毛穴の悩みと対策
おひさしぶりです。まさだです。
美容スタッフが頑張って更新してくれていましたが、紫外線対策など、読んでいただけましたか?
今日は美容皮膚科学会でも最近話題の毛穴の悩みと対策について書いてみます。
そもそも、毛穴ってなんでしょう?
毛穴とは、毛の根っこに皮脂腺がくっついている穴(くぼみ)です。顔面では特に皮脂腺が大きく発達していて、穴がめだちやすくなっています。
したがって、毛穴にある程度脂がたっまているのは当たり前のこと、皮脂は日々分泌されていますし、
ぼみが影になって黒く見えるのも当たり前のことではあります。
では、何故毛穴が目立ってしまうのでしょう?
いくつかの原因があります。
1)皮脂の量が多すぎて毛穴が拡大し、脂が角栓となって詰まっている場合、毛穴が目立ちやすいということになります。
2)産毛が目立って黒くみえている場合もあります。
3)皮膚のたるみが原因で毛穴が広がってみえる場合もあります。
4)ニキビ跡が目立つ場合もあります。
対策をたてるには、毛穴の目立つ理由をはっきりさせます。
1)詰まり毛穴なら、毎日の洗顔方法や保湿を見直します。ピーリングやポリッシングで古い角質と皮脂のまじった詰まりを取り除くのも良いでしょう。
毛穴パックは刺激が強いので、2週間に1回くらいにとどめましょう。あまり刺激しすぎるとよけいに広がってしまう場合もあります。
皮脂のコントロールにはビタミンCが有効です。肌に浸透しやすい誘導型を選びましょう。イオン導入すればさらに有効です。
食事では積極的にビタミンBを取り入れましょう。
2)産毛が目立つ黒い毛穴にはレーザー治療が有効です。
3)たるみ毛穴なら、予防が大切です。真皮のコラーゲンを増やして張りのある肌にします。ピーリングやビタミンAが有効です。
4)にきび痕が目立つ場合はビタミンCやトラネキサム散が有効です。
新兵器も登場です。
東京女子医大の先生と資生堂さんの協同研究で、アミノ酸であるグリシンの2量体(グリシルグリシン)に毛穴収縮作用が認められました。
目立つ毛穴は表皮の肥厚、角化異常をおこしていて、皮脂、特に遊離不飽和脂肪酸が多く、イオンバランスを乱しているそうです。
グリシルグリシンを皮膚にうまく届かせれば、イオンバランスを整え、毛穴を収縮させてくれるそうです。
グリシルグリシンは入手可能な薬剤ですが、まだまだ、使用されている先生方の印象をお聞きすると、いろいろな治療法と組みあわせてじっくりと治療していく必要がありそうです。
有効であることがわかっても、どうやって皮膚の中に取り込み、働かせるかが重要なのだと思います。
イオン導入ができる製剤も入手できるようになりましたので、注目しています。
美容皮フ科界も日々進歩しています。エビデンスのある信頼性の高いものは積極的に取り入れて
みなさんに提供していきたいと考えています。
ご期待ください。
美容スタッフが頑張って更新してくれていましたが、紫外線対策など、読んでいただけましたか?
今日は美容皮膚科学会でも最近話題の毛穴の悩みと対策について書いてみます。
そもそも、毛穴ってなんでしょう?
毛穴とは、毛の根っこに皮脂腺がくっついている穴(くぼみ)です。顔面では特に皮脂腺が大きく発達していて、穴がめだちやすくなっています。
したがって、毛穴にある程度脂がたっまているのは当たり前のこと、皮脂は日々分泌されていますし、
ぼみが影になって黒く見えるのも当たり前のことではあります。
では、何故毛穴が目立ってしまうのでしょう?
いくつかの原因があります。
1)皮脂の量が多すぎて毛穴が拡大し、脂が角栓となって詰まっている場合、毛穴が目立ちやすいということになります。
2)産毛が目立って黒くみえている場合もあります。
3)皮膚のたるみが原因で毛穴が広がってみえる場合もあります。
4)ニキビ跡が目立つ場合もあります。
対策をたてるには、毛穴の目立つ理由をはっきりさせます。
1)詰まり毛穴なら、毎日の洗顔方法や保湿を見直します。ピーリングやポリッシングで古い角質と皮脂のまじった詰まりを取り除くのも良いでしょう。
毛穴パックは刺激が強いので、2週間に1回くらいにとどめましょう。あまり刺激しすぎるとよけいに広がってしまう場合もあります。
皮脂のコントロールにはビタミンCが有効です。肌に浸透しやすい誘導型を選びましょう。イオン導入すればさらに有効です。
食事では積極的にビタミンBを取り入れましょう。
2)産毛が目立つ黒い毛穴にはレーザー治療が有効です。
3)たるみ毛穴なら、予防が大切です。真皮のコラーゲンを増やして張りのある肌にします。ピーリングやビタミンAが有効です。
4)にきび痕が目立つ場合はビタミンCやトラネキサム散が有効です。
新兵器も登場です。
東京女子医大の先生と資生堂さんの協同研究で、アミノ酸であるグリシンの2量体(グリシルグリシン)に毛穴収縮作用が認められました。
目立つ毛穴は表皮の肥厚、角化異常をおこしていて、皮脂、特に遊離不飽和脂肪酸が多く、イオンバランスを乱しているそうです。
グリシルグリシンを皮膚にうまく届かせれば、イオンバランスを整え、毛穴を収縮させてくれるそうです。
グリシルグリシンは入手可能な薬剤ですが、まだまだ、使用されている先生方の印象をお聞きすると、いろいろな治療法と組みあわせてじっくりと治療していく必要がありそうです。
有効であることがわかっても、どうやって皮膚の中に取り込み、働かせるかが重要なのだと思います。
イオン導入ができる製剤も入手できるようになりましたので、注目しています。
美容皮フ科界も日々進歩しています。エビデンスのある信頼性の高いものは積極的に取り入れて
みなさんに提供していきたいと考えています。
ご期待ください。
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