2011年6月28日火曜日

紫外線対策について 《その2》

   《今日のブログのポイント》

   <日焼け止め化粧品の表示について -SPFやPA+ってなに?ー >

★★SPF (2~50+)→サンバーン(肌が赤くなりヒリヒリする)をおこす

                紫外線B波をカットする力を示す

★★PA (+~+++)→サンタン(肌が黒くなること)をおこす

                紫外線A波をカットする力を示す

★毎朝、洗顔後のお手入れに、日焼け止め塗布を習慣にして!


★パウダーファンデーションや白粉との併用で賢いUVケアを♪♪





               ★★こんにちは!エイジングケアのスタッフKです♪♪                                                    


               猛暑の毎日ですが、皆さん、肌調子はいかがでしょうか?★★



 前回に引き続き、再び《紫外線について》のお話です。

ここからは、日焼け止め化粧品の成分と表示について

詳しくお伝えしていきたいと思います。


<紫外線吸収剤と散乱剤について>

日焼け止め化粧品には紫外線防止剤が配合されています。

先にお話したA波、B波それぞれに対して、

紫外線を吸収して化学変化を起こす紫外線吸収剤と、

鏡のようにはね返す紫外線散乱剤の2種類があります。

1つの製品に複数の防止剤が配合されていることが多いのですが、

肌に優しいものを選ぶなら、

紫外線吸収剤を含まないものが無難です。

<紫外線吸収剤不使用>または<ノンケミカル>

と表示されているものを選んでください。

  (ただ、このタイプのものは仕上がりが白っぽくなるのが難点ですが・・・)


<SPF>と<PA>について

製品のパッケージに<SPF><PA>という表示がなされていますが、

この表示はそれぞれ B波,A波を防ぐ性能を表しています。

★まずは<SPF>について。

SPF値とはSun Protection Factorの略。 

紫外線B波(UVB)をカットする力を示し、

<日焼けが始まるまでの時間を何倍ひきのばせるか>を数字で表したものです。

         通常20分で日焼けする人がSPF50の日焼け止めを

         日焼けが起きるまでの時間が50倍延びる、

         つまり、

         20分×50倍=1000分の猶予ができるという意味です。

<SPF>は一般的に2~50までで表示され、

<50+>が最高値で効果も強力ですが、

数値が高いほど肌への負担も大きくなりがちです。


★次に<PA>について

PA値とはProtection grade of UVAの略。 

紫外線A波(UVA)をカットする力を示しています。

<PA>は<+><++><+++>の3段階表示。

PA+++が最高で、黒くなる元のA波を最も強力に防ぐという意味です。


   ★★今まで、日焼け止め化粧品のSPF値やPA値のお話をしましたが、
   
   実は日焼け止め効果は<塗る量>や<塗る回数>によっても変わってきます。

効果を出すためには、

<厚くしっかりと塗り、まめに塗りなおす>ことが必要ですが、

実際には日常生活においては日焼け止めのベタベタ感や厚塗り感が

不快な場合や、こまめに塗りなおす時間がない!

といった場合があるでしょう。


そこで、1つのアドバイスとして・・・♪♪

まずは、朝の洗顔後お手入れした後、必ず日焼け止めを塗ることを習慣にしてください!

その場合、顔全体に均一に塗布した後、

特に日焼けしやすい両頬の高い部分と鼻には重ね塗りを

その後、メークアップへと進みますが、

実はパウダーファンデーションやフェイスパウダー(白粉)には紫外線防止剤の成分が

含まれているので、日焼けを防ぐ効果があります。

こまめに日焼け止めを塗りなおすことができない場合、

日常の紫外線対策としては

パウダーファンデーションや白粉を塗りなおすだけでも

かなりの効果が得られます!!

是非これらを上手に併用して<賢いUVケア>を心がけてくださいね♪♪














                                         



























































 

2011年6月24日金曜日

紫外線対策について <その1>

★★ 今日のブログのポイント ★★




紫外線(UV)について 《A波とB波ってなに?》    






A波(UV-A)→AgeingのAと覚えてね!



A波は肌の奥まで届いて肌を黒くする (サンタン)。



シミやシワの原因となり肌老化につながる。 





波(UV-B)→Burn(やけど)のBと覚えてね!



B波により肌の表面が赤くなりヒリヒリする (サンバーン)。    


紫外線は1年中降り注いでいるので(特にA波)、


年間通じて日焼け止めを!




ここから紫外線について詳しくお話していきたいと思います。
時間がある方は是非読んでくださいね。



日焼けは日光に含まれる目には見えない紫外線でおこります。

日光というと「暑い」とか「まぶしい」というイメージですが、
「暑い」のは日光の中の赤外線によるもので、
「まぶしい」のは日光の可視光線によるもの。 

日焼けのもとになる紫外線は、実は、暑くもまぶしくもないので、
浴びていても実感がなく要注意!



肌に影響を及ぼす紫外線には、波長の長いA波と短いB波があります。  

エネルギーが強く、肌表面の細胞を傷つけ、
肌が赤くなってヒリヒリと炎症をひきおこすのがB波
いわゆるサンバーンという現象で、
B波は《Burn(やけど)のB》
と覚えて下さいね♪  



これに対し、A波のほうはエネルギーは弱いが、
じわじわと肌の奥のほうまで届いていって色を黒くし、
シミやシワの原因となり肌老化につながります。  

A波は《Ageing(老化)のA》と覚えて下さいね♪


ここで注意しないといけないのは、
このA波は雲やガラスを通り抜けてしまうことです。
たとえ曇っていても、部屋にいても、油断は禁物!   

そして、もうひとつ忘れてはならないこと。

それは紫外線は1年中降り注いでいるということです。

特に肌老化につながるA波は
1年を通して大量に降り注いでいます!

1年間の紫外線量を見ると、4月から5月にはすでに真夏並み。      

季節を問わず、年間を通してしっかりと日焼け止めを塗って、
紫外線のA波とB波両方をブロックし、
日焼けからお肌を守りましょうね♪♪    





次回は日焼け止め化粧品の表示について《SPFやPA+ってなに?》 
というテーマでお話したいと思います。                           


今日も byスタッフKでした♪♪                                                                                                                   

2011年6月21日火曜日

紫外線が気になる季節ですね♪♪

こんにちは。はじめまして。


今回ブログを担当させていただくエイジングスキンケアのスタッフKです。


どうぞよろしくお願いします♪♪





夏に向かって日差しが強くなると、やはり気になるのが紫外線対策ですよね。


きちんとスキンケアしておかないと、取り返しのつかない肌ダメージにつながります。





紫外線ダメージを防ぐために、まずはしっかりと日焼け止めを塗って、肌を外側から守りましょう。


紫外線は1年中降り注いでいるので、年間通じて日焼け止めを塗ってくださいね。





そして、さらに肌の内側からもケアしましょう♪


ビタミンC、Eなどの抗酸化物質が肌を内側から守り、さらに
肌老化ストップに不可欠なビタミンAが肌ダメージを内側から補修してくれますよ。





皆さん知っているようで案外知らない紫外線のこと、これから数回のブログに分けてわかりやすくお話していきたいと思います。





まもなく夏本番!


さあ、紫外線について正しい知識を身につけて、賢い紫外線対策〔UVケア〕を目指してくださいね♪♪

2011年6月13日月曜日

ひさしぶりに更新しました

こんにちは。随分更新していませんでした。すみません。




紫外線が強くなってお肌のトラブルも増えてくる季節です。


みなさんにお伝えしたいこと、診療中に感じたことなど、これからは頑張ってブログも更新していきたいと思います。




エイジングスキンケアのスタッフ3人にも更新を手伝ってもらおうと思っています。お肌のこと、美容に関して、とても勉強熱心なスタッフ達です。ご期待ください。




6月11日は大阪まで、臨床皮膚科学会に参加してきました。残念ながら、日帰りでの参加で、あまり時間が取れなかったのですが、勉強になりました。


開業させてもらってからは、時間に追われがちの毎日ですが、勉強する機会の大切さも身にしみて感じています。


皮膚科学、皮膚美容学も、日々変化、進歩しています。


またブログでも紹介していけたらいいなと思っています。